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映画『Dr.コトー診療所』ラストシーンを考察!死亡?失明?ネタバレ注意!

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16年ぶりの映画『Dr.コトー診療所』ですが、最後のラストシーンの部分がどうなったのか?

実際にみても、はっきりしたことは謎だったので考察しました。

映画を観ていない方はネタバレになるかもしれないので、気を付けて下さいね。

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『Dr.コトー診療所』ってどんな話なの?

 

そもそも物語を知らない人もいるかもしれませんね。

どんな物語かというと『Dr.コトー診療所』は山田貴敏先生が連載している漫画で、沖縄の離島にある診療所に赴任した医師・コトー先生こと五島健助と島民の交流を描いた作品になります。

2003年に実写ドラマ化され、主演の吉岡秀隆さんとそれを囲む離島の人々の人間関係も相まって、たちまち人気ドラマになりました。

その後、2本のスペシャルドラマがあり、好評だったので2006年にはシーズン2も放送されました。

中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」

この曲がかかると、自然にこのドラマを連想しますが、この曲はドラマのための書下ろしです。

銀の龍とは、手術に使うメスのことだそうです。

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映画『Dr.コトー診療所』最後のラストシーンを考察

 

ラストシーンの解釈が話題になっています。

確かに実際に観てみると色々な謎があるように見えますね。

どのようなラストシーンだった?

島に台風がきて避難や事故など相次ぎ、診療所が慌ただしくなります。

コトー先生の白血病による体調不良や妊娠中の彩佳たちでは、治療に追いつけない状態になり倒れてしまいます。

 

ベッドに横たわる彩佳の元にコトー先生が来て、手を握っていましたが繋いでいた手がダラーンと離れたまま動かなくなり、光の演出で真っ白になります。その後、島民の声と人々、赤ちゃんがよちよち歩きで診療所を歩く様子が足元だけうつり、最後にコトー先生が抱き上げるシーンで終わっています。

このような「見た人にゆだねる解釈」が色々な説を生み出しています。

 

考察①コトー先生の失明説

最後のラストシーンで、コトー先生が彩佳との子供を抱きあげたところで映画が終わりましたが 、目が開いたままで焦点が合ってないように見えたので、失明してしまったのではないかと噂が出ています。

確かに白血病の治療で失明する場合もあるようですので、無いとは断言出来ませんが、本土での治療が成功して島に帰ってきたと思いたいですね。

 

考察②コトー先生と彩佳の死亡説

島民の対応に追われている中、彩佳が切迫早産で倒れてしまいます。

ベッドに横たわる彩佳の元にコトー先生が来て、手を握っていましたが繋いでいた手が離れたまま、2人とも動かなくなってしまいます。

このシーンが2人とも亡くなったのではないかと言われていますが、これは島民の治療に力尽きて気絶するように休んだようです。

そしてここに生きている

この映画のサブタイトルが「そしてここに生きている」なので、誰も亡くなったりしていない。と判断していいのではないでしょうか。

ハント先生が往診している

ラストシーンにはハント先生が自転車で往診している姿もあります。

これがコトー先生が亡くなった。ということに繋がったようです。

しかしこれは、失明や年齢的なことで往診出来なくなったコトー先生の代わりに、島に残ったハント先生が往診しているのはないでしょうか?

 

この映画では剛洋の役割も重要になっています。

最後に剛洋が白衣を着て勉強している場面がありましたがどのような意味なのでしょう?

授業風景の中で教授の「・・LHA-LR抗体が・・」ってセリフもあり、よく見ると父親とのLINEのやり取りで、「単位はちゃんと取れてそうなので年末はそっちに帰れると思う」「勉強はちゃんとやってるよ」といった様な内容のメッセージを送っていたので、復学して医者を目指しているのではないかと思います。

奨学金制度もあるので、問題となっていたお金の問題も解決したのかも知れませんね。

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剛洋役の富岡涼さんの復帰も話題に

この映画で話題になったのは芸能界を引退していた剛洋役の富岡涼さんの復帰です。

引退して会社員をしていましたが、16年ぶりに復帰しています。

復帰に関しては、「かなり悩んだ」そうですが、剛洋も物語の軸になっているので、本人が出演出来て良かったです。

原作者の言葉

漫画の原作者である山田貴敏先生は次のようにインタビューに答えています。

「ネタバレになるかもしれませんが、映画を見た人の間で“コトー先生死亡説”が流れていまして……。確かに、彼は劇中で病気を患ったり、ラストの演出も含みを持たせていたかもしれません。しかし、明言しますが、コトー先生は死んでいません!」

と答えています。

新作あるかも?

この映画で完結となっていますが、原作者の山田先生は

「コトー先生は島に赴任する前、3年間の空白期間があるのですが、現在、その時期を描いた新作マンガ『Dr.コトー診療所 ゼロ』の連載準備を進めています。映画から入った人でも楽しめる作品にしますし、映像化などもできればいいなと考えているのでご期待ください!」

と話しています。

ただ、コトー先生を演じた吉岡さんは、コトーこと五島健助について「本当に本当に、もう最後なので五島健助として白衣を着るのは、これっきりなので」と、改めて演じるのが今回限りであることを強調していますし、中江監督も「今回で完結編」と話しているので、難しいかもしれませんね。

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まとめ

今回は『Dr.コトー診療所』の映画版のラストシーンについて考察しました。

見る人によって感想は分かれると思いますが、

コトー先生は失明したかも知れないけど、生きている。

彩佳も無事に出産している。

ハント先生は島に残っている。

剛洋は医学部に復学している。

と考察しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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